意志を、価値を、届く言葉と構造へ。

コピーライターが、コピーを書くだけの時代は、
残念ながら終わりました。

どんなに素晴らしい想いも、決意も、商品価値も、誰かに届けるためには「言葉」が必要です。
しかし——言葉は、並べてつづるだけでは、まったく役に立ちません。
マーケティングや広報活動のゴールに辿り着くために、最適な単語はいったい何か。
それを、どのように並べ、どんなストーリーで伝えるか。
紙面や画面を、どのように「構造化」するか。
アウトプットを、全体的な視点から、構造としてご提供する。
言葉を、建てる。言葉で、建てる。
それが、スタジオ・キャットキックの仕事です。

「コンストラクティブ・コピーライター」という仕事

「言語表現」と「構造設計」で、
さまざまな企業活動の
「伝える課題」を解決する専門家です。

企業や団体のさまざまな「伝えられない/伝わらない」という課題の原因がどこにあるかを探り、言葉による最適な表現を開発します。
しかし、それだけではありません。その価値や伝達性をさらに高めるためは、何を、どの順番で、どのように見せるか——つまりどんな「構造」が最適かを徹底的に考え、最も伝わるかたちに仕上げます。

こんなお悩み、ありませんか?

  • 伝えたい情報が、複雑過ぎて伝わらない
  • 伝えたい情報が、多過ぎて伝わらない
  • 伝えたい情報が漠然とし過ぎていて、言葉にならない
  • 社内で課題が整理できず、議論がかみ合わない
  • 自社の強みを、相手に伝わるかたちで明確化できない
  • 事業やサービスの価値は理解されていても、「選ばれる理由」になっていない

例えば…このように解決します

  • 複雑な情報を整理し、理解しやすい構造にまとめます
  • 多すぎる情報から、本当に必要な要素だけを抽出します
  • 漠然とした考えを、的確な言葉に落とし込みます
  • 社内の意見を整理し、共通認識をつくります
  • 自社の強みを、相手に響く表現に変えます
  • 「選ばれる理由」をストーリーや根拠で明確にします

3つの効果・3つの強化

経営・事業展開・マーケティングにおける、3つの要素の最大化に貢献します。

コンストラクティブ・コピーライティングは、応用範囲が広いのが大きな特徴です。言葉のセグメントによる表現を最適化・最大化し、同時にその情報同士の構造・つながり・相互関係も最適化することで、以下の3つの実現に貢献します。

「絆」を強める

伝わる言葉と構造で共感を高め、
ステークホールダーとの関係を強化。

「好意」を生み、強める

情報の流れ・起伏=ストーリー性で
ファンの獲得と育成をサポート。

「売れる」を強める

興味→理解→意向喚起→派生を
意識した構造で、セールス拡大を支援。

「コンストラクティブ」に込めた意味

建設的・構造的・前向きで、
課題解決につながるコピーライティング。

“Constructive”とは、「建設的」「構造的」「前向き」といった意味を持つ言葉です。
有限会社スタジオ・キャットキックの代表でありコピーライターである私・五十畑裕詞にとっては、「課題を分解し、構造的に整理し、言葉で再構築する」コピーライティングの姿勢そのものでもあります。

20年以上、あらゆる案件に対応できるがゆえに「便利屋」として見られがちなキャリアのなかで、私は「構造と思考を設計し、言葉で届ける」ことに自分の本質を見出しました。

情報と社会がますます複雑になる時代、企業の「伝えたいこと」もまた複雑さを増しています。だからこそ、構造化と言葉の力で、企業の想いや価値を社会や市場へ届け、理解や共感、そして行動を促し、問題解決の一助となる——そんな存在が必要だと考えました。

この考えに名前を与えたものが、「コンストラクティブ・コピーライティング」と
「コンストラクティブ・コピーライティング」です。
その背景にある想いや視点については、別ページで詳しく綴っています。

当社がこだわる、3つの「構造=コンストラクティブ」

「言葉で伝える」ことを出発点にしつつ、その効果を最大化するために「構造」を活用します。

「構造」は、「何を、どんな順番で、どんなボリューム配分で、どう伝えるか」という情報伝達の骨組みを指します。当社はこの「構造」を、つまり情報伝達やコミュニケーションの「骨組み」を組み立てるところを軸として、戦略立案・ツール制作などを行います。

コミュニケーション構造・UX

ツールや施策を通じて、ターゲットとどんなコミュニケーションを実現したいか、どんな体験を提供したいかを考え、構造化します。

  • 出発点・世界観としての「テーマ」「コンセプト」
  • ターゲットとの関係構築
  • 情報の流れ
  • 波及化の流れ
  • 行動促進の流れ
  • 意見収集と分析の流れ …他

ツール構造(台割等)

表紙やトップページから、中面・第2階層以降へ…。構造・流れ・ストーリーで、情報の構造を、目的などに最適化します。

  • パンフレットなどの台割構成
  • Webサイトの全体構成
  • 企業マンガのストーリー
  • 複数展開するツールの構成
  • 店頭ツール同士の連動 …他

誌面・紙面・画面構造

1ページ単位・1画面単位で、目的や役割を達成するにはどのように情報を配置すべきかを設計し、ツールの効果を高めます。

  • カタログ、パンフレットなどのページ構成
  • カタログのスペック構成
  • WebサイトのUI
  • 説明用イラスト・図表等の設計、内容 …他

「コンストラクティブ・コピーライティング」を支える4つの要素

言葉を構造化しただけでは、価値は創造できないと当社は考えます。企画やツールの目的を「コンストラクティブ・コピーライティング」で達成するには、以下の4つの要素が不可欠です。当社では、これらについてを重視し、徹底追求しています。

01|課題解決の視点

何が課題なのか。何が目的なのか。未来をどのように変えたいのか。あるいは守りたいのかを。これらを出発点にします。

02|スクラップ&ビルド

構造化のために必要ならば、今の状況を分解し、破壊し、撤去します。一度すべてを更地にして、ゼロから構築し直します。

03|物語性

優れた物語性、つまり情報と情報、言葉と言葉の連関と優れた構造から生まれる「心を動かす力」を、何よりも大切にします。

04|デザイン

「情報のデザイン化」を常に意識し具体化することで、より伝わりやすく、心に残りやすく、そして行動を促しやすくします。

[対応例]コンストラクト化で、王道ツールの効果を変える

これまでにも数え切れないほど作られてきた「定番ツール」こそ、情報の構成と、言葉の設計を見直すことで、ワンランク上の伝達力を持つツールに変わります。

パンフレット

迷わせない・記憶に残す

伝えたい情報、戦略方針と表現テーマのもとで意味のある流れに組み直し、読み手が「迷わない構成」と「記憶に残る表現」に。

  • ブランドブック
  • サステナビリティ・レポート
  • 会社案内
  • サービス案内 他

Webサイト

世界観をつくる・導く

サイト全体のコンセプトから、コンテンツ構成、導線設計、ページ構成、そしてコピー表現まで、「体験全体」を設計。

  • コーポレートサイト
  • サステナビリティサイト
  • ブランドサイト
  • カタログサイト/商品サイト
  • ランディングページ 他

カタログ

「買う」につなげる

市場分析などからカタログ戦略を導き出し、コンセプト、全体構成、商品訴求へ展開。一貫性のある「売り場」「営業ツール」の実現をサポートします。企画領域については数百ページの厚物カタログにも対応。

  • 商品単体カタログ
  • 商品総合カタログ
  • カタログサイト 他

社史・ブランド史

歴史に共感させる

貴社の価値ある歴史を再構築し、価値あるコミュニケーションツールに。当社では特に、「物語化」「マンガ化」にフォーカスしています。一般的な「●●年史」は、企画領域に対応。優れた社史専門プロダクションとタッグを組んで臨みます。

  • 年史・社史(冊子/デジタル)
  • ブランド史、商品史 他

インナーツール

想いをひとつにする

理念体系や行動指針を整理・再構成し、「わかりやすさ」や「共感」などの視点から、社内浸透を支援。新たな理念制定やタグライン開発も、議論段階から構想面・表現面などで伴走します。

  • 理念浸透パンフレット/社内研修資料
  • 行動指針ガイド
  • コーポレートスローガン・タグライン開発支援 他

広報・ESGツール

希望を伝える

持続可能性、人的資本、ESGなど、企業の社会的姿勢や未来への視座を構造的に整理し、伝えるための“文脈”を設計。抽象的な概念や施策を“わかる言葉”に変換し、企業メッセージと結び付けて届けます。

  • サステナビリティ・レポート
  • ブランド理念ブック/企業姿勢紹介資料
  • 企業広告 他

対応例をブログ形式でご紹介する「実績とノウハウ」もぜひご覧ください。


この説明だけでは、当社が考える
「コンストラクティブ・コピーライティング」が何なのか、
本当に役に立つのか、おわかりにならないかもしれません。
しかし——心のどこかでひっかかる。アタマからなかなか離れない。
あるいは、ツッコミを入れまくりたくなった。思い切り批判したくなった。
少しでもそう感じたら、声をおかけください。
お会いして、お話をさせてください。
きっと、お互いにとって有意義な時間になるはずです。